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ねこと暮らし始めて約4年。ここいらで、ひとつ我が家の猫のことを書いてみようかと、思います。

ある冬のこと。ご近所さんから、近所のパン工場に住み着いた一匹の子猫の話を聞いたのです。人懐っこい性格で、パン工場のお兄さんからパンをもらって生活しているものの、その週には雪が降る。痩せっぽちのその子のことが心配だと。

私は、パン工場に出向いて子猫に会いました。その子が、いま一緒に暮らしているon(メス)です。家に連れて帰ると、部屋の隅っこでカタカタと震えていましたが、ごはんを出すとモリモリとビックリするほど食べました。

急なことだったので、その日はコンビニで買った猫ごはん。寒くてお腹減ってたんだねぇと古い毛布を出してやると、そこでようやく一声鳴きました。

……みぃ。

さて。私はそれまで猫を飼ったことがありません。頑張って勉強することにしました。出来れば、楽な方法で。

CATVに加入しているので、アニマルプラネットの猫番組を観ることにしたのですが、そこで私にとって大役立ちしたのが「猫ヘルパー」という番組です。

番組ホストのジャクソンギャラクシーが、問題のある猫を飼っている家に訪ねていき、お悩みをバシバシ解決する……といった内容なのですが、ほぼ100%と言っていいほど、問題は人間側にあるのです。そこを読みとき的確に解決していくジャクソンに感銘。

このジャクソンという人は、元はダメ人間だったらしく、適当に出来る仕事として保健所の人になったものの、そこで殺処分されていく猫を見て、心を痛め、猫のことを片っ端から研究していったそうな。最初は猫のことを仕事にするのも不安を覚え、不安から鬱にもなったし、出会い系サイトにバンバン登録してバシバシと彼女を取っ替え引っ替えしたものの、一緒に暮らしていた一匹の猫に後押しされたという経歴。私から見ると、わかりみが深すぎて言葉も出ない。そうやな、不安や。後押し大事。

彼のもとへ相談してくる飼い主さんは、ほとんど猫の問題行動のおかげで家庭崩壊寸前であったり、別れる直前までいっているカップルであったり。

毎日夜泣きして夜も眠れない、飼い主のパートナーに懐かずに思い切り引っ掻く、そもそも飼い主に懐かず、タンスの中で戦々恐々と暮らす、糞尿を撒き散らしたり壁を引っ掻きまくって傷を作る、挙げればキリのない問題行動の数々。

それを次々バシバシ解決する、ってんだから。いま、問題行動を起こすかどうかわからない私の子猫の先回りをすれば、もしかしたらいい具合に共生出来るのではなかろーか。と思ったわけです。

元々ノラ猫な私のねこ。トイレくらい落ち着いてやりたいだろうということで、大きい蓋付きのトイレを急いで買ってきました。身体に比べて少し大きいのは、ノラ猫だったことを加味。フリーダムだっただろうしね。これを使わない机の下に配置したのは、出来る限り落ち着いて排泄してもらいたかったから。

次に爪とぎ。扉の前やソファーの横、テレビの横やねこトイレの脇。ストレスを感じて「爪でもとがなきゃやってけねーよ」と思いそうなところや、たくさん出た、気持ちよかった、と爪を研ぎたいと思ったところにあるように、たくさん配置しました。別に使わなければ、片付けるなり動かすなりすればよし。

これはジャクソンも言っていたことで、爪とぎに問題があるときは、爪とぎを持ってくりゃいいのだ、という。排泄に問題があるときは一時的にでもトイレを増やし、砂の種類を変えて観察すりゃいい、とのこと。猫も上から見下ろしたいタイプと、ソファに寝転びたいタイプがいる、とか。人間はねこの下僕だというのはよく言った話だから、猫を大事に、人を大事に思うのならば、共生出来る環境作りをしようや、とのことで。

ほむほむ言いながら観ていたのが功を奏したのか、結果的に、私のねこは壁で一度も爪とぎをしたことがなく、排泄を間違うこともありません。

おもちゃの選び方もジャクソンに習いました。地を這うおもちゃが好きな子、空を飛ぶ虫が好きな子、猫じゃらし型のシンプルなおもちゃを好む子、色々いると。うちの場合は、空を飛ぶ鳥と猫じゃらし型がお好きだった模様。速攻で飛びつきます。好みがわかれば、買うのも簡単。蹴りぐるみも好き。

いっぱい遊んで、いっぱい撫でられ、いっぱい話しかけられ、いっぱい食べて、いっぱい水を飲み、いっぱい出せば、自然と人懐っこさも増し、人が来ても恐れない堂々とした子になるのは、もしかしたら、人間でもそうなのかもしれない。

私もたくさん撫でられ、たくさん話しかけられたい人生だった。

血液検査の結果、少し肝臓が悪いのですが療養食もマズイマズイと言いながらも、ちゃんと食べます。ねこはカーチャンに背中を舐められながら乳を飲む習性があるらしく、マズイマズイごはんも背中を撫でてあげている最中は一心不乱に「マズイけど……食べる」と食べてくれる。もし食の進まないねこさんがいるご家庭があれば、食事中のねこの背中を重みをかけずにそっと撫でてみてください。食が進むかもしれません。

たまのちゅーるが楽しみで生きるonさん。ちゅーるを食べるときは真剣そのもので、あむあむぺろぺろ美味しいね?といった、ねこ飼いの下僕が想像するところの理想像をバッキリと折り、「ぶるなああああああああ」と、可愛くないことこの上ない鳴き声を発します。そこは、ワイのねこだから仕方ない。

爪を切るときは、まず爪切りを見せて「いまから爪を切ります」というと、自分から爪をにゅうっと出して切らせてくれます。人間の言葉が通じているのか。それはわからないけれど、いきなりがんじがらめにされて、自分の武器である爪を無理やりぶちっと切られるのは、人間でも嫌だろうと思うので。

うちのねこは、いいやつです。お近くまでお越しの際は会いに来てやってください。もれなく私がお出迎えさせていただきます。

また、ねこのはなしはしたいと思います。今日は紹介がてらの話でした。ではまた。

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